Artificial Life Orgel 利用者ガイド
このガイドは、人工生命オルゴールの日常利用に必要な操作だけをまとめた公開版の説明書です。標準の超シンプルな観察画面を中心に、開始、一時停止、好み入力、音の調整、研究表示の順で説明します。
対象アプリ: index.html / 共有形式: ll.userShare.bundle.v1
index.html と effective full runtime を、初見でも使える観察楽器として整理したものです。第二の簡易アプリ、別エンジン、simple/lite profile は作っていません。くわしく: ON も同じ実行面の詳細表示です。人工生命・音響の保護対象31 owner群と正規routeは基準版と同一ですが、これは全UI/runtime byteの同一性やWebAudioのサンプル単位の同一性を意味しません。
くわしく: OFF(詳細 OFF)では、新しい文書のHTML上の既定で やさしい が選ばれ、対応付けた静的文言とスライダー名を短い言葉で示します。やさしい / ふつう はその文言だけの切替で、アプリ自身は好み設定、Bundle、snapshot、PWA の最新1枠、localStorageへ保存しません。くわしく: ON で表示され続ける対応項目は標準文言を使い、詳細OFF専用の補助文は非表示になります。Flow選択肢と Sound Map / Like Mapのボタンは、両文言モードで共通です。
0.1 最初の3分で見ること
- 端末の音量を低めにして
はじめるを押し、まず中央の Ximön と音の変化を見ます。止める時はいったん止めるを使います。 - 必要なら、
速さ、音の反応、音のまとまり、ざらざら、低い音だけを少し動かします。音の反応(Impact)を 0 にしても、すべての音が必ず無音になるわけではありません。 動き方は、まずおまかせ(流れを自動でまぜる)のままで観察します。乱れと弱いまとまりを合わせる時はゆらいで少し集まる、Raw noise より時間方向の更新が大幅に遅い乱れを比べる時はゆっくり変わる乱れを選びます。- 良いと感じた瞬間だけ、
❤または Ximön のひたいをクリックせずに1往復なでる入力を使います。その瞬間を生んだ内部状態に短い印を付けますが、音を直接固定する操作ではありません。 音の変化を見る(Sound Map)で現在の音の変化方向を、「好き」の記録を見る(Like Map)で印を付けた瞬間の見取り図を確認します。詳細設定や共有は、必要な時だけくわしく: ONで開きます。
0.2 使用上の注意と非医療用途
- このシステムは芸術・科学的な観測システムであり、診断、治療、症状評価、医療助言を行うものではありません。
- 音、ちらつき、動きが不快に感じられる場合は、音量を下げるか停止してください。音や光に敏感な場合は特に慎重に使ってください。
- Ximön の表情、音響知覚地形、正準機能表示は、内部状態を読みやすくする表示です。意識、主観、人間の感情、生物同等性、治療効果、OEE 達成、完全な未来予測を証明するものではありません。
0. このガイドの範囲
このページは操作ガイドです。再生、共有、保存、表示調整など、公開パッケージで必要になる内容だけを扱います。
分析用の運用手順や検証手順は、公開パッケージとは別の保守・研究向け配布物で管理されます。
より詳細な日本語文書は、配布レーンに応じて README_JA.md、docs/JAPANESE_DOCUMENTATION_INDEX.md、docs/XIMON_CHARACTER_VIEW_JA.md、docs/SYSTEM_KAITAI_SHINSHO_JA.md、docs/MAINTENANCE_GUIDE_JA.md に収録されます。公開ホスティング用の public_runtime_secure は最小構成のため、このページと README_JA.md を日本語入口にします。
1. 何を体験するアプリか
Artificial Life Orgel は、入力や乱れの中で内部状態が保たれ、組み替わる過程を、音、Ximön、読み取り専用のメーターで観測するローカル実行システムです。目的は、固定の正解を再現することではなく、今の感覚に沿う流れがどのように立ち上がるかを観測することです。
- Seed / INT: 流れに刺激を加える入力です。
- Like: 良いと感じた瞬間の傾向を強める入力です。未入力は中立として扱われます。
- Mode: 再生の方向性を切り替えます。
- Flow: 環境場の流れ方を切り替えます。保存を復元していない新しいページ実行は
Autoで初期化され、詳細 OFF では同じ selector を動き方と呼びます。初見向けの3つは、おまかせ(流れを自動でまぜる)(Auto)、ゆらいで少し集まる(Turbulent Attract)、ゆっくり変わる乱れ(Noise taste)です。Auto は初回から専門的な Flow 選択を求めないUI既定値で、科学的に唯一の最適解ではありません。
2. 主な機能
| 機能 | できること | 画面上の手がかり |
|---|---|---|
| Experience Tape | 入力の流れを保存し、あとで再生できます。 | Export Tape / Import Tape |
| Bundle Share | 嗜好と再生コレクションを 1 つの JSON にまとめて共有できます。 | Share Bundle / Load Bundle |
| App save / resume | PWA版では、同じ端末内に最新の実行状態を論理的に1枠だけ保存し、次回起動時に再開できます。内部の検証用コピーと置換guardは追加の保存枠ではありません。クラウド同期や生物学的記憶の主張ではありません。 | Tools / App save / resume |
| Preference Apply | Like や Ear の設定を別環境でも復元できます。 | Bundle 読み込み後に自動反映 |
| Spectral Breath | 状態の揺らぎに応じて、音や動きの呼吸感が変化します。 | 再生中の音と可視化 |
| Concord40 | 低域の補助レイヤを上限付きで追加できます。 | Concord40 / 40Hz low level |
| Audio Motif Mix | 履歴由来のモチーフを音へ混ぜられます。 | Audio Motif mix |
| Sound Map | 好み入力に対する現在の音の変化方向を、強弱、高低、テンポ、和声/コード感に分けて確認できます。印を付けた過去の瞬間を並べる地図ではありません。 | Sound Map |
| 「好き」の記録を見る | 印を付けた瞬間の内部状態、音の質感、個体群の状態と音の役割の共配向を、読み取り専用で確認できます。 | 「好き」の記録を見る(Like Map) |
| Flow modes | 単一の selector で環境場の流れ方を選びます。詳細 OFF は Auto / Turbulent Attract / Noise taste の3つを初見向けに推奨し、復元済みの詳細値は保持して表示します。詳細画面は Attract / Vortex / Raw noise を含む全選択肢を見せます。Flow は環境場を変え、状態を通って音へ影響し得ます。任意の Flow 対応呼吸・音声経路は、各機能・モード条件が有効な時に追加の結合を加え得ますが、Flow は音量や固定音色のプリセットではありません。 | 動き方 / 全体の流れ |
| Life Kernel 観測値 | 持続・環境・入力の結合を測る内部指標です。画面操作では直接編集しません。 | Kernel view / HUD / metrics |
| Persistence Affect | 持続可能性の見通し、負債の軽減見込み、行為傾向を読む観測核です。人間的な情動名の表示ではありません。 | Kernel view / Persistence Affect |
| Psychoacoustic Terrain | 内部状態から生成されて今鳴っている音響モチーフを、調和寄り、ざらつき寄り、協和地形、密度の手がかりとして読む分離された観測面です。画面では、数値に加えて「まとまり強め」「少しざらつく」「追いやすい音」などの短い平易な読みも表示します。外界そのものでも、生命核の資源法則でもありません。 | Kernel view / Psychoacoustic Terrain |
| 平易な状態説明 | 初めて使う利用者向けに、現在の状態、今鳴っている音のまとまりやざらつき、Like/なで入力が受け付けられたかを短い文で表示する読み取り専用レイヤーです。内部名は User Comprehension Layer です。Life Kernel、音、好み保存、最新1枠の保存、研究モードは変更しません。 | Guide / Kernel view / Input feedback |
| Canonical Functional Profile | 現在値から、少し先の5つの場面でどう振る舞いやすいかを読む、読み取り専用の近似表示です。完全な未来シミュレーションではなく、意識や生物同等性の判定でもありません。 | Canonical view / Canonical Ximön Character View |
| Self-maintenance Expression | 持続情動を、安定継続・自己維持の余裕・境界回復・債務収縮・安定遊動として抽象表情へ投影する、読み取り専用(read-only)の表示です。 | Kernel view / Self-maintenance Expression |
| Ximön Presence | Ximön は、Presence Renderer に現れる本システム固有の観測人格名です。生命核名や科学的主張名ではありません。 | Kernel view / Ximön Presence |
| 画面の読み方切替 | 同じ実行画面を、音と可視化、内部観測値、近い未来の見取り、検証入口、研究用情報という5つの読み方で確認できます。 | Orgel / Kernel / Canonical / Evidence / Research |
| Minimal / detailed UI | 同じ runtime の操作面を簡易表示と詳細表示で切り替えます。詳細 OFF の やさしい / ふつう は説明文だけを変え、保存しません。 | くわしく: OFF/ON |
| Control Scale | ボタンサイズを端末に合わせて調整できます。 | Control size |
3. 最短の使い方
3.1 はじめての再生
- やさしい表示では
はじめるで開始し、必要ならいったん止めるで止めます。 - まず音と Ximön を見て、良い瞬間だと思ったら
❤を押すか、ひたいを左右へ1往復なでます。 - 音を変えたい時だけ、標準表示の5つの音設定を少しずつ動かします。
音の変化を見る(Sound Map)と「好き」の記録を見る(Like Map)は観察用です。地図を開くこと自体は、生命過程や音へ書き戻しません。
3.2 画面をシンプルに使う
くわしく: OFFは標準の超シンプルな観察面です。開始、一時停止、ハート/なで入力、主要な音設定、初見向けの3つの Flow、2つの地図を使えます。やさしいは対応付けた静的文言を短い日常語で、ふつうは同じ箇所を標準用語で表示します。Flow選択肢と地図ボタンのラベルは共通です。この切替はページ内だけで保たれ、実行状態や保存内容を変えません。くわしく: ONにすると、同じ runtime の詳細設定、Flow の全選択肢、共有、監査用の表示が見えます。初回利用には必要ありません。- 保存を復元していない新しいページ実行は Flow が Auto です。保存状態を復元した時は保存済み Flow を保ち、詳細 OFF / ON を切り替えても値は変わりません。PWA の確認済み
新しく始めるは現在の Flow をリセットせず、読み込まれている実行を開始して再開用保存枠の削除を試みます。削除を確認できない時は実行開始後も自動保存を止め、cleanup pendingを表示します。
3.3 画面の読み方切替を使う
内部名では Cockpit Views と呼びます。同じ実行画面を、通常操作、内部観測値、検証入口、研究用情報という複数の読み方で開くための切替です。
Orgelは通常の再生・入力画面です。Kernelは内部指標の読み取り面です。値を直接編集する画面ではありません。Evidenceは検証項目の入口です。実際の判定は runbook と自己検査(self-audit)で確認します。Researchは用語と研究境界の確認面です。生物学的生命の主張ではありません。
3.4 ボタンサイズを調整する
- Tools の
Control sizeスライダで 0.8x から 1.6x まで変更できます。 - 設定は端末ごとに保存され、次回も復元されます。
3.5 スマホ・タブレットでホーム画面から起動する
public_runtime_pwa_secureは、同じ effectivefullruntime にPWA shellを加えた配布・配備レーンであり、第二のアプリではありません。HTTPS(または同じ端末のlocalhost/127.0.0.1相当のsecure context)で開くと、ブラウザの「ホーム画面に追加」からアプリアイコン起動ができます。任意の平文HTTPホストでのインストール動作は保証しません。- 正規入口は
_v47_pkg/_v32/index.htmlです。 - 保存済みセッションがある場合、画面上部に再開プロンプトが出ます。
- 保存を検出した起動では、再開・新規開始・保存削除・明示保存を選ぶまで、終了時や画面非表示時の自動保存で旧枠を置換しません。「今すぐ保存」は再開ではなく、現在の実行状態で旧枠を意図的に置き換える操作です。
- 再開は実行ループ、音、描画、interval、環境workerの停止確認を含む正規の復元トランザクションを通ります。確認できない場合は保存を残して失敗します。
- 新しく始める操作は2回の確認が必要です。Start成功後に旧保存を削除し、削除を確認できない時は自動保存を停止して
cleanup pendingを表示します。 - 「保存を削除」が成功した文書では自動保存を一時停止し、終了直後に枠を作り直しません。「今すぐ保存」または確認済みの新規開始で再び有効になります。再読込後まで無効にする永続設定ではありません。
- 保存・再開は端末内の最新1枠だけです。外部送信、クラウド同期、医療記録、研究証跡の代替ではありません。詳しい失敗時・複数画面の境界は PWA保存・再開ガイドを参照してください。
4. Like と共有の使い方
4.1 Like の考え方
❤は「今の方向を少し強める」ための入力です。- Ximön のひたい付近で、クリックせずにポインタを左右へ1往復そっと動かすと、
❤を1回押した時と同じ入力になります。なでられる範囲では小さな手が表示され、有効ななででは❤が見て分かるように反応し、Ximön は短く目で微笑みます。 - 現在版では、Like やひたいのなで入力が入った瞬間に、その音を生んでいた内部状態へ小さなラベルを付けます。扱う範囲は、後で現在状態と比べるための有界な観測です。【留意点】音そのものを直接変える操作、全履歴アーカイブ、生物学的記憶の主張ではありません。
- ハートまたは有効ななで操作は既存の有界な好み入力経路を通るため、その後の内部状態と音へ影響し得ます。一方、Sound Map、Like Map、数値表示は読み取り専用です。
- Like を押さない状態は中立です。dislike ボタンはありません。
- 長く使う場合、好まれた短い流れの傾向が有限の参照先としてまとまる可能性があります。開発上は、音と Ximön を介した相互作用から生じる「好まれた持続の型」を読む研究仮説として扱います。心身や医療的効果に関する境界は、入門ガイドと観測ロジックガイドの【留意点】に分けて記載しています。
HorizonとLikeFxで反映の広さと強さを調整できます。Horizonは、Like やひたいのなで入力の効果が入力後に残る時間です。研究用のpre 2s / post 4sラベル窓を変更するスライダーではありません。LikeFxは、Like やなで入力の強さです。0では科学的な入力強度はほぼゼロになりますが、ハートの反応や短い目の微笑みは入力確認のために残ることがあります。
4.2 Bundle を保存する
⇩ Share Bundle: 嗜好と再生コレクションを JSON で保存します。⎘ Copy Bundle JSON: Bundle をクリップボードへコピーします。
4.3 Bundle を読み込む
⇧ Load Bundleで保存済み JSON を読み込めます。- 読み込み後は、嗜好とコレクションがまとめて復元されます。
- 旧形式の共有 JSON も、互換範囲で読み込みできます。
4.4 再生コレクションを使う
+ Add Current Tape: 今の履歴をコレクションへ追加します。▶ Replay Selected: 選択した履歴を再生します。🗑 Remove Selected: 不要な履歴を削除します。
5. 追加機能
5.0 右下スライダーの読み方
| スライダー | 実際の意味 | 注意点 |
|---|---|---|
Tempo | 音響イベント側の進行速度です。0.45 から 2.40 の範囲で使います。 | 全音響を単純に倍速化するマスター速度ではありません。 |
Impact | 音響反応の強さです。0 から 1.5 の範囲で使います。 | 0 にしても全ての音が必ず無音になるわけではありません。一部経路の反応量を下げます。 |
Consonance | 協和寄りの音響傾向です。 | 音響知覚地形や和声、音型側の読みに関与します。 |
Roughness | 粗さ、ざらつき寄りの音響傾向です。 | ざらつき方向と観測表示に関与します。 |
Bass | 低音寄りの傾向です。 | 音高や低音側の傾向に関与します。 |
Horizon | Like / なで入力後の効果が残る時間です。3 から 15 秒です。 | 固定の pre 2s / post 4s 研究ラベル窓は変えません。 |
LikeFx | Like / なで入力の強さです。0 から 1 です。 | 0 では科学的入力強度はほぼゼロですが、UI上のハート反応や短い表情上の手がかりは残ることがあります。 |
Allostasis mix | アロスタシス目標混合の表示/設定値です。 | strict 状態では 1.00 (strict) に固定され、利用者の操作値がそのまま効かない場合があります。 |
Audio Motif mix | 履歴や好み由来の音型を音へ混ぜる度合いです。 | strict 状態では最低値が強制される場合があります。 |
strict / 非strict の意味: strict は、再現性や内部不整合の検査を優先する研究・検証状態です。異常を警告で流さず停止・失敗として扱いやすくし、一部の操作値を固定または補正します。非strict は、通常利用の操作しやすさを優先する状態です。科学性の有無や生命性の強弱ではなく、検証条件の厳しさの違いです。
strict の切替: 通常の index.html をクエリなしで開くと、スライダーの strict ロックは基本的に off です。通常画面で strict を強制したい場合は ?invariants=throw を付けて再読み込みします。戻す場合はクエリを外すか ?invariants=warn で再読み込みします。lab.html は研究用の実行入口区分 profile=lab として開くため、strict 境界が既定で on です。右下の G34 / Gate は短い strict gate 検証を走らせるボタンで、常時モードを切り替えるトグルではありません。
5.1 Audio Motif mix
Audio Motif mixを0より大きくすると、履歴由来のモチーフが音に混ざります。0では従来寄りのシンプルな再生になります。
5.2 Sound Map
Sound Mapは、Like などの好み入力に対する現在の反応が、音のどの方向へ向かっているかを小さく確認するための表示です。Dynamicsは強弱、Pitchは高低、Tempoはテンポ、Harmonyは和声/コード感の測定上の手がかりです。- 各カードの横ベクトルは、左が弱い/低い/遅い/単純、右が強い/高い/速い/動きのある方向を示します。
- Live Dock 内の独立カードとして表示され、
音の変化を見る(Sound Map)/音の変化を閉じる(Sound Map)で折りたためます。 Legendを開くと、Dynamics、Pitch、Tempo、Harmonyの読み方を確認できます。- 表示は読み取り専用で、ここから直接音を変えることはありません。
「好き」の記録を見る(Like Map)内のSound texture mapは、印を付けた最大64件の瞬間を「まとまり × ざらつき」で並べる別の地図です。現在の反応方向を示すSound Mapと混同しないでください。
5.3 Flow modes
Flow は、画面内の環境場の流れ方を選ぶ単一の設定です。詳細 OFF では 動き方、詳細画面では 全体の流れ と表示します。Flow は先に場と内部状態を変え、見え方や音へ差を生み得ます。任意の Flow 対応呼吸・音声経路は、各機能・モード条件が有効な時に追加の結合を加え得ますが、Flow は音量や固定音色を直接選ぶつまみではありません。
保存を復元していない新しいページ実行は Auto で初期化されます。Auto は初回から専門的な Flow 選択を求めないUI既定値で、科学的に唯一の最適解ではありません。保存状態から再開する時は保存済み Flow を保ち、詳細 OFF / ON の切替は Auto へ戻しません。詳細 OFF は次の表の上3つを初見向けに示し、復元済みの詳細 Flow は保持して表示します。詳細画面では同じ selector の全項目を確認できます。PWA の確認済み 新しく始める は現在の Flow を Auto へ戻しません。
| 表示 | 読み方 | 注意 |
|---|---|---|
おまかせ(流れを自動でまぜる) / Auto | 初回に専門的な Flow モデルを選ばなくても使える既定の流れです。 | UIの既定値であり、科学的に唯一の最適解ではありません。 |
ゆらいで少し集まる / Turbulent Attract | 乱れ、弱いまとまり、一時的な集まりを合わせる流れです。 | 新しい記憶モデルや生命に関する新しい科学的主張ではありません。 |
ゆっくり変わる乱れ / Noise taste | Raw noise の30Hz区間更新より時間方向の更新が大幅に遅い乱れです。 | 数学的な時間連続性は主張しません。古い共有データの noise は互換のため読み込めますが、すべての観測指標まで完全同値とは限りません。 |
集まる(Attract) | 局所的に集まる向きが強い流れです。 | 詳細画面で選ぶ専門的な比較項目です。 |
回る(Vortex) | 回転する向きが強い流れです。 | 詳細画面で選ぶ専門的な比較項目です。 |
急に向きが変わる乱れ(Raw noise) | 30Hzの短い時間区間ごとに向きが跳ねる乱れです。 | 再現性のため、実行ごとに変わる未固定乱数ではなく、決定論的な擬似乱数場として動きます。 |
5.4 Life Kernel / Persistence Affect の読み方
Kernel view は、音や可視化の裏側で動いている観測値を読むための折りたたみ式の計測面です。ここに出る値は操作つまみではなく、現在の状態と集計された証跡を分けて読むための表示です。
| 表示 | 成り立ち | 使いどころ |
|---|---|---|
| Live Probe / 最新値 | ctx.lifeKernel、LL.state.meta.life.last、LL.state.meta.persistenceAffect から読む、現在tickの観測値です。 | 「今この瞬間に何が起きているか」を見る。 |
| Summary Window / 集計値 | metrics10.summary().science.lifeKernelSummary、persistenceAffectSummary、分離された psychoacousticTerrainSummary から読む、時間窓またはエクスポート用の集計値です。 | 証跡、比較、レポート、傾向確認に使う。 |
Life Kernel
ここでいう「持続」は、生物学的な生死ではなく、画面内の個体、平均エネルギー、役割、環境成分が、同じ観測手順で大きく崩れず更新を続けられることです。代表値 L は、個体数、平均エネルギー、役割の多様性、環境成分を粗くまとめた入口の proxy であり、リラクゼーションや長期的な個人適応を単独で証明する値ではありません。
既定では L < 0.18 が約6秒続くと、collapseRisk が1に近づき、life.collapse 境界イベントが一度記録されます。これはアプリ停止、個体削除、生物学的な死ではなく、「この観測基準では持続スコアが低い状態が一定時間続いた」という測定上の境界です。
| 記号 | 読み方 | 高いときの意味 |
|---|---|---|
L | 持続スコアです。生存中の個体、エネルギー、役割の多様性、環境側の質量から作る測定上の手がかりです。 | 現在の構造が持続しやすい。 |
mode | 持続状態の分類ラベルです。測定上の状態名であり、生物学的な種や性格ではありません。 | 状態遷移の傾向を短く読む。 |
U | Unified coupling。呼吸、嗜好ガイダンス、流れ、環境接続、deltaC接続をまとめた結合度です。 | 複数の維持要素が同じ方向にそろっている。 |
D | Delayed coupling。環境や流れが少し遅れて持続へ効く結合度です。 | 即時反応だけでなく、遅延した支えがある。 |
G | Guidance coupling。Likeなどの嗜好入力が持続側へ届いている度合いです。 | 嗜好入力が持続の方向づけとして読める。 |
B | Breath coupling。呼吸的な周期・目標差・allostasis駆動が持続側へつながる度合いです。 | 揺らぎが維持のための調整として働いている。 |
F | Flow coupling。環境・個体・流れが持続へつながる度合いです。 | 状態の循環が詰まらず、維持面へ戻っている。 |
Persistence Affect / 持続情動
Persistence Affect は、生物学的感情の再現ではありません。持続可能性をどう評価し、どの行為傾向へ向かっているかを読むための、読み取り専用の観測核です。
| 記号 | 読み方 | 高いときの意味 |
|---|---|---|
V | Valence。持続負債が軽くなる見込みの指標です。 | 現在の結合が持続回復へ向かいやすい。 |
A | Arousal。負荷、変化率、不確実性、遷移パルスの強さです。 | 状態が強く動いており、調整の必要が大きい。 |
C | Control。予測される負債軽減を、現在の負債に対してどれだけ効率よく得られるかです。 | 同じ負債に対して制御可能性が高い。 |
M | Mood。直近の trace window から作る低速の持続情動ロールアップです。保存状態ではありません。 | 短期的な一瞬ではなく、しばらくの傾向が安定している。 |
P | Precision。入力信号がどれだけそろって読めているかの信頼度です。 | 欠損や不確実性が少なく、値を比較しやすい。 |
T | Tendency。assimilate、excrete、conserve、explore、cohere のうち優勢な行為傾向です。 | 現在の持続情動がどの方向へ向いているかを短く読める。 |
Psychoacoustic Terrain / 音響知覚地形
Psychoacoustic Terrain は、音響モチーフ、耳側の協和・ざらつき設定、エントロピー表示から、出力音のまとまりや粗さを読む、読み取り専用の観測面です。これは外界から入る独立した音響場ではなく、内部状態から生成された音を後段で読む面です。Conchordal: Emergent Harmony via Direct Cognitive Coupling in a Psychoacoustic Landscape (arXiv:2603.25637) の harmonicity / roughness / consonance field に関する考え方を参考にしていますが、このシステムでは生命核の資源法則ではなく、持続情動や Ximön 表情へも戻りません。本システムは Conchordal の公式派生ではなく、conchordal.org の管理下にもありません。ライブ画面では H/R/C/D の監査用数値を残しつつ、同じ行に「平易: まとまり強め、なめらか、追いやすい音」のような短い読みを添えます。
| 記号 | 読み方 | 高いときの意味 |
|---|---|---|
H | Harmonicity。現在の音響モチーフが単純な比率やまとまりへ寄っている度合いです。 | 高いほど「まとまり強め」、低いほど「散らばり気味」と読みます。 |
R | Roughness。近接した周波数や干渉から来るざらつきの手がかりです。 | 高いほど「ざらつき強め」、低いほど「なめらか」と読みます。 |
C | Consonance field。H - 1.35R + HR を有界値として読んだ協和地形です。 | 高く、かつ R が低いほど「追いやすい音」と読みます。 |
D | Density。H * (1 - R) による音響密度の読みです。 | まとまりがあり、ざらつきが少ない時に「追いやすさ」の補助になります。 |
Preference State Label / 好み入力時の内部状態ラベル
Preference State Label は、Like または Ximön のひたいをなでた瞬間に、その時の内部状態ベクトルへラベルを付ける、読み取り専用の観測面です。音は証拠として添えますが、ラベルの中心は音そのものではなく、音を生んでいた Life Kernel、持続情動、音響カノン、現在の目標位置などの有界な状態ベクトルです。
| 表示 | 意味 | 読んではいけない意味 |
|---|---|---|
n | 直近の有効ラベル数です。最大64件の有界リングとして扱います。 | 全履歴の保存数ではありません。 |
align | 現在状態が、直近ラベルから作ったプロファイルにどれくらい近いかです。 | 音の良し悪しや生命の価値を直接判定する数値ではありません。 |
gap | 1 - align です。現在状態とラベルプロファイルの隔たりを読みます。 | 自動的に制御目標へ書き込まれる誤差ではありません。 |
conf | ラベル数と入力情報のそろい方から見た信頼度です。 | 意識、感情、記憶の存在証明ではありません。 |
Preference Observation Log / 好み入力観測ログ
Preference Observation Log は、上の Preference State Label と短い軌道ラベルを、利用者が手動で書き出せる解析用JSONへ整える、読み取り専用の出力面です。「好き」の記録を見る(Like Map)内の 観察記録をJSONで書き出す を押した時だけ、現在セッション内の最大64行を出力します。
散布図と書き出しは、「好き」の記録を見る(Like Map)から確認できます。地図を開くことやJSONを書き出すことは、Life Kernel、音響、好み設定、保存状態へ書き戻りません。
同じ折りたたみ内の小さな散布図は、保存量を増やさず、既存の最大64行をその場で見取り図にしたものです。Like state map は、横軸で落ち着いた継続、縦軸で動きと入れ替わりを読みます。Sound texture map は、横軸でまとまりのある音、縦軸でざらつきのある音を読みます。新しい点ほど明るく大きく表示され、未確定の短い流れは輪郭付きで示されます。
Group state × role orientation は、Like の瞬間だけ個体群を一回走査し、各個体の正規化済み内部状態 N/W/Q/K と現在の Do〜Ti ロールを 4×7 のsoft jointへ即時集約します。available な各 Like 行を同じ重みで pooled joint へ加え、色は観測された joint mass と独立仮定との差を示します。valid個体が4未満ならjointを表示・出力せず、個体IDや個体別履歴も保存しません。
pooled NMIは全available Like行を同じ重みでpoolした4×7表から計算し、Like別NMI平均は各行のNMIを平均します。両者はSimpson型の相殺や逆集約で大きく異なり得ます。連続availableスナップショットTV類似度は元の連続行の両方がavailableな組だけを比較し、unavailable gapをまたぎません。compared/possible、pair coverage、gap数も併記します。
保持Like行、available行、small-Nでsuppressedされた行、その他unavailable行を分けます。valid/total個体観測、roleField7とgenome.chord fallbackの件数・比率、含まれたdormant件数、coverageは、suppressed/unavailableを含む全保持行の合計です。同じ個体をLike間で追跡しないため、これらはunique個体数ではなく個体観測件数です。joint-table entropy、dominant mass pair、audio roleVec7との非独立な一致度も、単一スコアへ統合しません。
state と role は一部で同じ mu 系の構成を使い、個体観測によっては genome.chord fallback も使います。この4×7表示は「Likeされた瞬間に、群内でどの状態とロールが一緒に現れやすかったか」を見る記述的な観測です。4個体以上の抑止は保守的なsmall-N低減に過ぎず、再識別不能性を保証しません。これは形式的なprivacy保証ではありません(つまり、再識別不能性を数学的に保証する仕組みではありません)。Likeしていない瞬間との対照や否定入力がないため、ユーザー嗜好との因果的親和度、独立した生物学的specialization、学習成功率、個体の価値を証明するものではありません。
| 含まれる内容 | 意味 | 容量破綻を防ぐ方針 |
|---|---|---|
| 内部状態ベクトル | Like またはなで入力の瞬間に、音を生んでいた状態の有界な数値列です。 | 最大64行の手動出力に限定し、古い行は出力対象から外れます。 |
| 音の証拠 | その時の音のまとまり、ざらつき、モチーフ情報を、状態ラベルの補助として添えます。 | 生の音声や録音データは含みません。 |
| 入力前後の短い流れ | 確定済みの場合、入力前約2秒・後約4秒から作った軌道特徴を添えます。 | 最大32件の軌道ラベルを参照し、未確定の後窓は pending として数だけ示します。 |
このログは、クラウド同期、テレメトリ、医療記録、全履歴アーカイブではありません。メモリ内の直近最大64行を扱い、出力は利用者の明示操作だけで行われます。PWA版の「端末内の最新状態1枠」とは別系統で、Life Kernel、音響、好み設定、保存状態(snapshot)、研究用自動調整へは戻りません。
Relaxation Fit Shadow / 安寧方向 Shadow
Relaxation Fit Shadow は、現行の持続スコア L を置き換えずに、並列で読む研究用の候補測定面です。Like やひたいをなでる入力で印が付いた短い流れ、現在の持続余裕、音の追いやすさ、自己維持表情、固まりすぎや乱れへの追従の注意信号を合わせて読みます。
| 表示 | 意味 | 読んではいけない意味 |
|---|---|---|
relaxationFit01 | 現在状態が、負担が少なく、音も追いやすく、落ち着いた継続に見えるかです。 | 利用者がリラックスしたことの証明ではありません。 |
preferenceTrajectoryFit01 | Like / なで入力で印が付いた短い流れに、現在の短い流れが近いかです。 | 長期学習が完了したという意味ではありません。 |
viabilityV2Score01 | L に加えて、流れ、交換、制御、音の追いやすさを合わせた研究用の別物差しです。 | 現行 L の置換や新しい公式生命スコアではありません。 |
longTermPersonalAdaptationProxy01 | 長期間の個人適応を後で検証するための候補値です。 | 利用者固有の安寧や医療的改善を測定した証拠ではありません。 |
comfortOverclaimRisk01 | 手がかりが少ないのに強く読みすぎていないかを見る注意信号です。 | 利用者の危険度や健康状態ではありません。 |
この面は読み取り専用です。Life Kernel、音響、Ximön、好み設定、保存状態、公開用の科学的主張へは書き戻しません。将来、制御へ使う場合は、off / shadow / lab active の比較、決定性検証、悪化していないことの証拠が必要です。
Canonical Functionalism / 正準機能
Canonical Functional Profile は、現在の最新値から「次の短い時間でどう振る舞いやすいか」を読む、読み取り専用の近似表示です。完全な Can(S)、全入力の未来予測、意識判定、主観判定ではありません。現行の Ximön が中央キャンバスで「今」を示すのに対し、Canonical Ximön Character View は単一の統合見取り図と短い数値バーで「近い未来の役割」をまとめます。
ここでいう「正準」は、「正しい生命」「本物の機能」という意味ではありません。毎回同じ固定場面、同じ計算手順、同じ0から1の範囲で読むための共通形式という意味です。統合見取り図の Ximön は、5つの固定場面を1つに要約した顔であり、中央キャンバスの現在の顔や、実際に分岐実行した未来そのものではありません。
この正準機能表示は、中央の Ximön や音を動かす制御ではありません。内部契約語では「生命カーネル、音響、prefs、snapshot/restore、summary science claim へは戻りません」と表現し、好み設定、保存/復元、集計上の科学的主張へ戻らないことを確認します。
| バー | 平易な読み | 高い時の見え方 |
|---|---|---|
returnEase01 | そのまま少し進んだ時、落ち着いた形へ戻りやすいか。 | 高いほど、統合見取り図の Ximön は穏やかで続けやすい表情へ寄ります。 |
inputSensitivity01 | ハートやひたいのなで入力に反応しやすいか。 | 高いほど、好みの合図で見え方が動きやすい状態として読みます。 |
perturbationFragility01 | 小さな揺れでソワソワしやすいか。 | 高いほど、統合見取り図は身構えや抱え込みを含みやすくなります。 |
flowShift | 流れが少し変わった時、見え方がどれくらい変わりやすいか。 | 高いほど、流れの変化につられて表情の方向が変わりやすいと読みます。 |
soundTerrainSensitivity01 | 今鳴っている音のまとまりやざらつき変化に反応しやすいか。 | 高いほど、音のまとまりやざらつきが近い未来の見え方に関わりやすいと読みます。 |
profileConfidence01 | この見取りを読むための手がかりがどれくらいあるか。 | 低い時は統合見取り図を控えめに読みます。 |
このモードは、内部状態、持続情動、自己維持表情、音のまとまりやざらつきの観測結果から、UIへ一方向に表示するだけの観測面です。統合見取り図の Ximön はこのパネル専用の小さな説明図で、中央の Ximön の表情状態を直接動かしません。生命カーネル、音響、好み設定、保存/復元、集計上の科学的主張面へは戻りません。
Self-maintenance Expression / 自己維持表情
Self-maintenance Expression は、Persistence Affect の最新値を抽象表情へ読むための、読み取り専用(read-only)の状態投影です。生命核や音響へ戻る制御ではなく、現在の自己維持ベクトルを Presence Renderer の輪郭、開口、集中、圧縮、呼吸、流動性へ写します。
| 投影 | 入力の中心 | 画面での読み方 |
|---|---|---|
stableContinuation | 低い debt、低い A、高い C、flowCoupling、unifiedCoupling、cohere、直近窓の低変動 | 自己維持が低負荷で続いている度合いです。人間の心的安寧の再現ではなく、持続可能性の安定継続バロメーターです。 |
reliefExpansion | V、C、低い debt、explore、cohere | 持続負債が軽くなり、開口や余裕が広がる方向です。 |
boundaryAssertion | A、高い debt、上昇する debtSlope、低い C、excrete、assimilate | 維持境界を立て直す圧が高く、輪郭や集中が鋭くなる方向です。 |
debtConservation | 高い debt、低い V、低い C、conserve、不確実性 | 維持債務が重く、圧縮や節約的な姿勢へ寄る方向です。 |
flowEase | V、低い A、flowCoupling、unifiedCoupling、C、cohere | 結合が滑らかで、呼吸と輪郭が安定して遊動する方向です。 |
neutral | 状態投影が弱い場合、または入力信頼度が低い場合 | 手がかりが少ない時に表情を強く解釈しないための安定基底です。 |
瞳状マーカーは、視線や生物的な内面を証明する部品ではありません。gazeX / gazeY は投影ベクトルの向きを読みやすくする表示で、eyeOpen、pupilFocus、browTension、expressivity は開き、集中、境界緊張、表現強度の可視化だけに使われます。安定継続方向では continuationSmile に加えて、描画内だけの手がかりである stableSmile、fullSmile、smileEye、mouthOpenSmile が段階的に強まり、目の弧、単一の開口面、頬光を明示します。逆方向では maintenanceStrain が同じ笑み状表示を抑え、圧縮線と膜緊張を明示します。どちらも表示専用の読解補助で、心的状態や生物的感情の主張ではありません。
この表示は通俗的な情動名を主張しません。読む時は、dominant と S/R/B/D/F/N の比率、瞳状マーカー、開口、圧縮、輪郭、呼吸を合わせて、表情がどの自己維持方向へ投影されているかを確認します。
Ximön Visual Grammar / Ximön 表示文法
Ximön は、Self-maintenance Expression の後段で現れる観測人格です。旧モックの発光膜、中心核、瞳、粒子場、波紋的共鳴、滑らかな呼吸だけを設計語彙として採用し、生命核や持続情動核そのものの名前にはしません。
| 値 | 読み方 | この値が示さないこと |
|---|---|---|
membraneTension | 境界修復や債務圧が高い時に膜の輪郭を強めます。 | 防御本能や生物的表情の主張ではありません。 |
coreGlow | 安定継続、余裕、滑らかな結合がある時に中心核の発光を強めます。 | 生命性の絶対値ではなく表示上の存在強度です。 |
sensorAperture | 瞳状マーカーの開きや読みやすさを調整します。 | 視覚器官や主観的視線の証明ではありません。 |
gazeVector | 投影ベクトルの向きを、瞳状マーカーの偏りとして見せます。 | 注意や意図を直接読む値ではありません。 |
fieldCoherence | 粒子場と輪郭の滑らかなそろいを見せます。 | 科学的主張や保存状態には加わりません。 |
rippleResonance | 流れや余裕がある時に外側の波紋的な弧を広げます。 | 外部通信や入力イベントではありません。 |
characterPresence | 入力信頼度と投影強度がそろった時、Ximön の見えやすさを上げます。 | 人格や意識を示す科学的主張ではありません。 |
continuationSmile | 安定継続が強い時に、微笑み状の口弧から大きな笑み状の開口面まで段階的に強めます。 | 人間の表情や快感の再現ではなく、自己維持が低負荷で続く方向の表示記号です。 |
stableSmile / fullSmile | 描画内だけの手がかりです。短期の安定継続、低変動、field coherence、低い維持圧がそろう時だけ、頬光、口の幅、開口、目の弧を強くします。 | 保存値ではなく、心的状態や生物的感情を直接示す科学的主張ではありません。 |
smileEye | 安定継続と field coherence がそろう時だけ、瞳を残したまま上下弧を柔らかくして目の変化を読みやすくします。 | 視線、意識、感情を直接示す科学的主張ではありません。 |
mouthOpenSmile | 安定継続と余裕がある時だけ、閉じた口弧から単一の柔らかい開口面へ相互フェードし、低負荷継続方向を読みやすくします。 | 音声、摂食、発話、快感を示す科学的主張ではありません。生命核や音響へ戻りません。 |
closeSensorEyes / softShortBrows | 旧HTML由来の近接した大きめの瞳配置と柔らかい短眉を、自己維持ベクトルの読みやすさのためだけに再解釈した表示です。眉は目との距離を広めに取り、端が細く抜ける形で、境界緊張と安定継続を小さく読む補助になります。 | 視覚器官、意識、主体的注視、人間の表情分類を示す科学的主張ではありません。眉の小振幅運動も、描画内だけの決定論的な手がかりです。 |
foreheadStroke | Ximön のひたい付近で、クリックせずにポインタを左右へ1往復動かす UI 操作です。範囲内では小さな手の表示が出ます。成功すると既存の ❤ ボタンを1回押した扱いになり、ハートが短く強く反応し、表情には短い pettingSmileCue が入ります。 | 新しい科学的主張や別の嗜好入口ではありません。好み入力は既存 Like 経路へ委譲し、手の表示、ハート反応、目の微笑みはいずれも保存されない表示上の手がかりです。タッチ画面では、ブラウザが pointer move を出す必要があるため、画面に触れてなぞる動作になります。 |
maintenanceStrain | 債務保存や境界修復が強い時に、圧縮線、膜緊張、集中した瞳状マーカーを強めます。 | 苦痛や敵意を示す科学的主張ではなく、維持圧が高い方向の表示記号です。 |
Presence Renderer
Presence Renderer は画面中央の Ximön Presence を描く可視化です。個体数、個体vitality、粒子運動、lambda、entropy、reserve、Self-maintenance Expression、Ximön Visual Grammar を使って描画します。L や Persistence Affect をそのまま表示する計器ではなく、生命核や音響へ書き戻す制御面でもありません。表情の滑らかさは描画内の局所スムージングで作り、保存状態や科学的主張には加えません。口は閉じた弧と開口面を同時に主張しない単一ソース表現です。ボディ、膜、核、場は呼吸的な微小運動を保ちますが、目、瞳状マーカー、眉、頬、口は描画内で安定させた顔の基準位置から描かれ、表情パーツの無用な微振動を抑えます。この顔の基準位置も表示専用で、保存状態、音響、好み設定、保存/復元、生命核へは戻りません。2026-05-20 版では、旧HTMLデモから採用した「近接した大きめの瞳」と「柔らかい短眉」を公式 renderer に移し、眉だけに低速・小振幅・決定論的な動きを足しています。2026-05-21 版では、クリックせずにひたい付近を左右1往復する操作を既存 ❤ 入力へ委譲する UI 操作を足し、同時に保存されない短い目の微笑みだけを renderer に渡します。なでられる範囲では小さな手を表示し、有効ななででは ❤ を明示的に反応させます。これらは表情の判別性と親和性を上げるための表示文法であり、生命核、Persistence Affect、音響、保存状態、科学的主張には戻りません。長時間観測時の視認性のため、格子背景、外側発光、境界波形のコントラストは表示面だけで抑制しています。
5.5 Concord40
Concord40は低域の補助レイヤです。再生環境によって聞こえ方は大きく変わります。40Hz low levelは低域本体、40Hz presenceは聞き取りやすさの補助です。- 音量や低域が強くなりすぎないように、内部で上限がかかります。
6. 保守の基本
- 長く使う設定は Bundle として保存しておくと、再設定ミスを減らせます。
- 動作が不安定に見えるときは、ページ再読み込みで状態を整えられることがあります。
- ブラウザや端末を切り替えるときは、先に Bundle を保存してから移動してください。
- 公開版には分析用の運用手順は含まれていません。必要な場合は保守・研究向け配布物を使ってください。
7. トラブルシュート
再生が始まらない
- ブラウザの音声再生許可を確認してください。
▶を押した直後に止まる場合は、ページを再読み込みしてからやり直してください。
Bundle の読み込みに失敗する
- JSON が途中で切れていないか確認してください。
- 古い形式の共有データは、一度読み込んだあとで新しい Bundle として保存し直すと安定します。
再生コレクションが重い
- 不要な項目を削除してください。
- 長時間のセッションは複数の Bundle に分けて管理すると扱いやすくなります。
8. 用語集
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| Like | 好ましい瞬間を少し強める入力です。未入力は中立です。 |
| Experience Tape | 入力の時系列を保存する再生可能ログです。 |
| Bundle | 嗜好と再生コレクションをまとめた共有 JSON です。 |
| runtime | ブラウザで実際に開いて音と Ximön を動かす実行画面です。通常は index.html を開きます。 |
| runtime profile | core、full、lab のように、実行時に読み込む機能群を定める区分です。標準入口 index.html と2つの公開配布レーンの effective profile は full です。 |
| distribution profile | public_runtime_secure、public_runtime_pwa_secure、external_complete のように、同梱物、配備能力、証跡範囲を定める区分です。アプリや生命・音響エンジンの数を表しません。 |
| strict | 研究や検証のため、一部の値を固定し、不整合を止めやすくする状態です。通常利用の良し悪しではなく、検査条件の違いです。 |
| snapshot | 前回の実行状態へ戻るための論理的な最新1枠の保存です。内部の検証用コピーは別の履歴枠ではありません。クラウド同期、長期記憶、医療記録ではありません。 |
| Gate | 同じ条件で同じ結果に戻るか、介入していない値が漏れて変わっていないかを確認する検証名です。通常利用者が毎回行う操作ではありません。 |
| 研究上のリスク | 身体、端末、セキュリティへの危害ではなく、観測していた状態と自動調整が押した結果を取り違えるおそれです。数値だけの改善、動きの固まりすぎ、外界の乱れへの寄りすぎを分けて読むための注意です。 |
| Mode | 再生の方向性を切り替える設定です。 |
| Flow | 環境場の流れ方を切り替える単一の設定です。状態を通って音へ影響し、任意の Flow 対応呼吸・音声経路は各機能・モード条件が有効な時に追加の結合を加え得ますが、音量や固定音色のプリセットではありません。復元前の新しいページ実行は Auto、復元時と PWA の確認済み「新しく始める」は現在読み込まれた値を保ちます。 |
| Raw noise | 30Hzの短い時間区間ごとに向きが跳ねる乱れです。検証と再現性を保つため、未固定乱数ではなく決定論的な擬似乱数場です。 |
| Minimal UI | 主要な入力と初見向けの3つの Flow を強調する簡易操作面です。復元済みの詳細 Flow は保持して表示します。既定の やさしい 表示は説明文だけを変え、保存されません。 |
| Detailed UI | 共有や詳細調整を含む拡張操作面です。 |
| Concord40 | 低域の補助レイヤです。 |
| Preference Sound Map | 嗜好入力が強弱、高低、テンポ、和声/コード感へ向かう方向を小さく確認する表示です。 |
| Live Probe | 現在tickの観測値です。ctx.lifeKernel、LL.state.meta.life.last、LL.state.meta.persistenceAffect のような最新値を読みます。 |
| Summary Window | 時間窓やエクスポート用の集計値です。metrics10.summary().science.lifeKernelSummary などを読み、証跡や比較に使います。 |
| Orgel View | 通常の音・可視化・入力操作を行う主画面です。 |
| Kernel View | Life Kernel の観測値や既存 metrics を読む表示面です。 |
| Canonical View | 現在値から近い未来の5場面を読む表示面です。完全な未来予測や意識判定ではありません。 |
| Evidence View | 検証項目の入口です。判定は runbook と package self-audit(配布物の自己検査)が正本です。 |
| Research View | Phase23 や用語境界を確認する表示面です。 |
| lab_active | 研究用の自動調整状態です。観測だけでなく内部目標を少し更新するため、数値が良く見えても自然な持続性なのか、自動調整による押し上げなのかを Off / Shadow と比較して読みます。身体や端末への危害ではなく、研究結果の読み違いを避けるための注意です。 |
| Artificial-life orgel | 状態の持続や履歴反応を音と可視化へ写す体験名です。生物学的生命の主張ではありません。 |
| Life Kernel 観測値 | 持続、環境、入力、音への結合を測る内部指標群です。操作用のつまみではありません。 |
| Persistence Affect | 持続負債、負債軽減見込み、制御可能性、行為傾向を読む、読み取り専用の観測核です。人間的な情動名を割り当てる機能ではありません。 |
| Psychoacoustic Terrain | 内部状態から生成された音響モチーフの調和寄り、ざらつき寄り、協和地形、密度を読む、読み取り専用の観測面です。画面では、数値に加えて「まとまり」「ざらつき」「追いやすさ」を短い平易な言葉で表示します。外界、Life Kernel の資源、Ximön 表情制御ではありません。 |
| Canonical Functional Profile | 現在の Life Kernel、Persistence Affect、Self-maintenance Expression、Psychoacoustic Terrain、短い集計窓から、5つの短い場面での振る舞いやすさを読む、読み取り専用の近似表示です。科学的主張や保存状態ではありません。 |
| Self-maintenance Expression | Persistence Affect を抽象表情へ投影する、読み取り専用(read-only)の表示です。生命核、音響、好み設定、保存/復元へ戻る制御ではありません。 |
| Ximön Presence | 個体vitality、粒子運動、lambda、entropy、reserve、Self-maintenance Expression、Ximön Visual Grammar から存在感を描く可視化です。瞳状マーカーや表情の滑らかさもここだけで作られ、Life Kernel や Persistence Affect の直接表示ではありません。 |
| external_complete | 検証用の配布パッケージです。通常の作業フォルダ ZIP ではなく、証跡と自己検査を含みます。 |
| numeric provenance | システム内の数字が、検証条件、研究用初期値、観測用重み、表示調整、互換値、識別子のどれに当たるかを分類する考え方です。 |
更新方針: 公開版の操作や共有方法が変わったときに更新します。